YouTubeに出演してきました

らうす・こんぶさんに誘われて、YouTubeに出演してきました。

らうす・こんぶさんは20年ほどニューヨークに住み、ライターと日本語教師として働いてきました。コロナの件で帰国しようと思い立ち、一年程前に帰国なさいました。ニューヨークはご存知のように人種のるつぼ。いろんな体験をなさったようです。その悲喜こもごもや「言葉」「農業」「これからの生き方」などをテーマにしてYouTubeで音声のみの番組をやっています。

タイトルは「昼間でも聴ける深夜放送こんぶラジオ」。

「詩やことばのお話をしましょう」と誘われて、たいした打ち合わせもなくお話ししてきました。

「人生の最初に出会った本は?」と聞かれて、小学生の頃に読んでうるうるした本の話をしたら、いまだにうるうるしてしまいました。僕の心は発達しとらんのか。w

今回は一回目で、続きがあるはずです。次回は詩についての話になる予定です。

※2023年1月29日加筆

こんぶラジオ第二回の出演は以下の通りです。他の番組も面白いので聞いてください。

ヌースフィアってなに?

YouTubeで、「ヌースフィアってなに?」というシリーズを始めました。

フィジオスフィア(物理圏)、バイオスフィア(生物圏)、ヌースフィア(精神圏)について30年近く考えてきました。その内容を少しずつご紹介していきます。

ヌースフィアについて詳細な説明をしている「現象としての人間」の著者テイヤール・ド・シャルダンについては、こちらに簡単な紹介があります。

ピエール・テイヤール・ド・シャルダンについて

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン年譜

YouTubeのシリーズでは、テイヤール・ド・シャルダン以外にもヌースフィアについて考えた人たちについて触れていくつもりです。

映画「MINAMATA」ってどう?

週刊金曜日の2021年9月17日号に「映画『MINAMATA』から消された人物が語るユージン・スミス」という記事を書きました。7ページの扱いです。

それを書くために映画『MINAMATA』の試写会に行き、ユージン・スミスの写真集『MINAMATA』を見て、インタビューした石川武志さんの作品集も見ました。すると、いろいろと映画『MINAMATA』の問題点がわかってきました。それぞれの写真集に添付されていた年表を丁寧に見ていくとそれがわかります。

これ以降はネタバレがありますので、嫌な方は読まないでください。

映画としてはよくできていると思います。ユージン・スミスの写真集『MINAMATA』を読み込んで映画を見ると、とても引き込まれます。写真集の作品が動画になっていたりします。この部分は写真集を前もって見ていない人にはわからないでしょう。ユージンの『MINAMATA』以外の写真集からも引用されているので、ユージンの写真をよく見てから映画を見ると、感動の度合いが違うと思います。

制作チームが訴えたいポイントもはっきり表現されていて、それはフィクションを見るという点では、いいことだと思います。しかし、この映画はノンフィクション的に作られていますので、映画で見せられたことがすべて事実かというと、かなり違う点があるので要注意です。

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