一ヶ月ほど前に足を痛めて以来、走るのは休んで泳ぐようになった。はじめのうちはクロールで泳ぐと呼吸が苦しかったのだが、こちらに書いた気づきがあって楽になり、最近ではもっと楽になってきた。前は水の中を搔く度に、うつぶせになった自分を綱で引っ張っているような感じだったが、最近は滑らかなスケートボードに乗って、一度搔くとしばらく前進し続ける感じがしてきた。きっと泳いでいる姿勢が抵抗の大きなものから小さなものに変わったのだろう。いまでも疲れると抵抗の多い状態に戻ることがあるが、そうなると意識して膝を伸ばすことでスケートボードに乗った感じになるので、たぶん膝の曲がり具合が抵抗になっているのだろう。
昨日ひさしぶりに走った。足はもう完璧にもとの状態に戻った。もとの状態より調子がいいくらいだ。ほかには呼吸が楽になった。同じ速度で走っていると30分くらいして呼吸のリズムを多少変えなければならなかったが、ずっと同じ調子で走り続けられた。きっと水泳によって呼吸器が鍛えられたのだろう。
しかし、すべての調子が良くなったわけではなかった。不調は腕の力こぶから肘にかけて現れた。20分ほど走ったあたりからこの部分がとても痛くなった。以前にはそんなことは2、3時間走らないと起こらなかったのだが、たった20分で腕を伸ばしたくなるほど痛くなった。
考えられる理由はふたつある。
1.クロールで疲れがたまっていた。
2.クロールで腕が太くなった。
1.については泳いだあとにダルイ程度で、普段はあまり感じない。2.についても見た目にはそんなに太くなっていない。筋肉が多少ついて重くなったのかもしれない。どちらにせよ、自覚ととしては「そうかなぁ?」という程度だ。
いつかトライアスロンもしてみたいので、これを機会に水泳とジョギングを並行させていくつもりだ。