土壌放射能量マップ

認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト内にある「みんなのデータサイト事務局」が運営しているサイト「みんなのデータサイト」が、東京オリンピックに合わせて全国の放射線量を調べて地図にしたものを公開した。
こちらにあります。

クリエイティブ・コモンズの条件の下でコピーと公開が許されているので、こちらにpdfを設置しておきます。

<クリエイティブコモンズについて>
今回この地図データは、みんなのデータサイトおよびタイトルのクレジットを入れた形で、非営利目的に限り、
再配布・改変が可能となります。

以下の条件をご確認の上、ご自由にご利用ください。
(1)みんなのデータサイトのロゴ、マップのタイトルは必ず掲載してください。
(2)このデータに、利用者が独自のデータや情報を付加し、新たなデータをつくるなど、改変して利用することが可能です。
(3)クリエイティブコモンズのマーク、Openstreet Map(下地になっている地図)のロゴも
   掲載することが条件となりますのでご注意ください。

2020年7月の東日本17都県放射能測定マップ・日本語版

2011‐2111 放射性セシウム推計・100年マップ・日本語版

銀行を作ったのではない。いまを生きた。ムハマド・ユヌス

ソーシャルクロスアライアンスが主催したムハマド・ユヌス氏来日シンポジウムに参加してきた。

ユヌス氏はグラミン銀行を設立したことでノーベル平和賞をもらい有名になったが、今回のシンポジウムを聞いて、ユヌス氏は銀行を創設したかったわけではないことがわかった。そして、その話の内容にとても親しみを覚えた。

ユヌス氏はアメリカに留学し、経済学博士となって帰国。バングラディッシュのチッタゴン大学の経済学部長となった。ここまではよくある話。ユヌス氏のここからがすごいところ。

ユヌス氏は大学で経済学を教えていたが、あるとき自分がどんなに高邁な経済学を大学で教えても、現実の社会がちっとも変わらないと思い始める。そこで街に出て、市井の人たちにいろいろと話を聞いたそうだ。すると当時は独立後間もないこともあり、国の経済は疲弊し、一般市民がわずかな負債で一生借金を返し続けなければならないような理不尽な状況がたくさんあることを知る。そこで経済学博士として銀行に、貧しい人たちにも借金が正当にできるように頼むが、銀行は貧乏人に貸しても返ってくるあてがないと貸してくれない。そこでユヌス氏は、大学教授の自分が借りるのならいいだろうと、自分の名前で借金をし、それを事業を興したいがお金がなくて興せない人たちに貸し始める。ユヌス氏は自分でリスクを取った。すると借りた人たちはユヌスさんが困っては大変だと、期日通りにきちんと返す。次第にユヌスさんが銀行から借りる額は増え、貸す人数も増えていくと、銀行からの借金は飛んでもない額に膨らんでいった。その額がいくら大学教授でも個人では返しきれない相当な額になったとき、政府から認可を受け、特殊銀行となった。それが村落(グラミン)銀行だった。

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