「気持ちいいもの」を書く

1999年から月〜金で、ほぼ毎日「日刊気持ちいいもの」というメールマガジンを書いていた。

何か僕にとって気持ちいいものをタイトルにして、それに関する短文を発信するのだ。これはモノの考え方にとても前向きな作用を及ぼす。

そのメールマガジンを書き始めて、はじめの数ヶ月はなんの問題もなくすらすらと書けたのだが、あるときからパッタリと書けなくなった。どうしても以前書いたことと重複してしまうのだ。重複しないように考えるとなかなか別の言葉が出て来ない。そうなってくると書くときだけではなく、普段の生活で「気持ちいいもの」を探すようになってくる。

この状態もしばらく続くと、またパッタリと書けなくなる。気持ちいいものが見つからないのだ。そうなってくるとまた僕の心に変化が現れる。「こんなもの、気持ちいいとは思ったことがない」ようなものを気持ちよく感じ始めるのだ。この心の状態の変化が面白かった。ちょっとした自己暗示というか、自己洗脳だったのだと思う。

1000日間続けてしばらく休んでいたが、先日からまた始めている。ひさぶりの「気持ちいいもの」はとても気持ちよく書ける。すでにかつて書いた経験が僕の心に蓄積していたのだろう。スラスラ出てくる。しかもかつて書いていたときより気持ちよさが倍増している。

今度はtwitterを使って発信している。ほぼ毎日「気持ちいいもの」を書き、それを数日後の午前七時に発信するようにセットしている。フォローしていただければ毎朝午前七時に「気持ちいいもの」があなたのtwitterのタイムラインに届く。

しばらく読んだら、あなた自身が書いてみては? 気持ちいいし、心地いいし、笑顔になれるよ。

昔、日本人は神棚に手を合わせて一日を始めた。僕は毎朝気持ちいいものを思い浮かべて一日を始める。神棚に手を合わせるにせよ、気持ちいいものを書くにせよ、気分良く一日を始めることはとても大切なこと。それが毎日続けば明らかな違いが生まれるだろう。

気持ちいいものtwitter

追記

こちらで『日刊 気持ちいいもの』を発行しはじめました。

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